CAREER STEP
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2024年
ターミナル施設部 関空機械課
Q1.入社の動機について
空港の“安全・安心・快適”を支える仕事。
飛行機を間近に見て、毎日刺激を受けています。
空港や飛行機は、家族旅行で利用していた子供のころから好きだったんです。特に、海外から訪れた人が多く行き交う空港の独特の雰囲気に憧れていて、漠然とですが「将来は航空業界に入りたい……」と考えていました。空港運用に関わる当社の存在を知ったのは、学生時代の就職活動中のこと。機械工学を学んでいたので飛行機の整備士や開発の求人に気を取られていたのですが、先生から情報をいただき、空港の維持管理とメンテナンスを通じて空港の“安全・安心・快適”を支えるという仕事に大きな魅力を感じました。
関西国際空港はターミナルビルが非常に広く、海上に位置しているため、空港特有の設備や業務、ルールが多く存在。入社してから覚えなければならないことがたくさんありました。職場で学ぶことがとても多く、空港で勤務する人にしかできないことを数多く経験。毎日刺激を受けています。
関西国際空港では様々な工事が行われており、私も機械設備に関わる工事に数多く携わらせていただいています。入社した年に監理を任せていただいた工事もありましたが、先輩や上司が親身になって教えてくださるので、毎日勉強させていただきながら業務を進めることができました。
Q2.現在の業務について
工事が円滑に進むように監理・監督。
大きな達成感を得られるのも魅力です。
主に空港施設内の機械設備に関する工事の設計・監理・監督などの業務に従事し、テナント入居時の技術的な審査やテナント内の改装工事にも携わっています。工事に関わる調整を施工業者や他部署の方々と行い、発注内容に基づいた良好な施工品質を確保して、工事が計画通りに進むように管理・監督するのが私の仕事です。実際に工事を行うのは施工業者の方々。そのため、どのように調整すれば携わる皆さんが気持ちよく業務に取り組め、工事を円滑に進められるかを常に意識しており、コミュニケーションの重要性を痛感しています。
昨年度は受水槽の更新工事やメーター交換工事、一斉解放弁の交換工事などに携わりました。特に第1ターミナル全体に水を供給しているポンプの更新に監督員として携わった際、施工品質を確保して計画通り工事を進めないと、普段当たり前のように使っている水が使えず、基本的なサービスが提供できなくなることを実感。私たちの役割の重大さを再認識しました。
また、地下にある共同溝の大きな排気ファン更新工事で、初めて主担当を任せていただきました。先輩方に見守られながら試行錯誤を重ねて調整。工事完了時には非常に大きな達成感があり、自分の成長を感じました。
空港は日本の経済、観光、ビジネスの玄関口として重要なインフラ。機械設備の維持管理や工事の設計・監理を通じて、空港利用者に“安全・安心・快適”を提供できていることに大きなやりがいを感じています。
Q3.今後の目標について
将来は憧れの先輩方のようになりたい!
一連の流れをひとりで遂行することが目標。
私が所属している部署の先輩や上司は、私が質問をすると忙しくても手を止めて丁寧に教えてくださいます。「責任は自分が取るから」と、仕事を任せてくださる魅力的な方々ばかりで、「私も将来は先輩方のようになりたい!」という思いが強くあります。 そのためには、工事の計画から施工までの一連の流れを、自分ひとりで遂行できるようになることが第一の目標。さらに、「この分野では敵わない」と先輩方から言っていただけるように、自分だけの強みを一つでも築きたい。そんな覚悟と意欲を持って、日々の業務に取り組んでいます。
今後も技術的な知識や関係法令、業務に必要な様々なルールを勉強して身につけ、社内外の方々とのコミュニケーションを大切にして、同じ部署の先輩方に少しでも追いつきたいと思います。

ある1日のスケジュール
- 9:00
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出社・メールチェック
- 10:00
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施工業者との打ち合わせ
- 11:00
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見積作成や見積徴収など
- 12:00
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昼食
- 13:00
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社内打ち合わせで情報共有
- 14:00
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現場調査
- 16:00
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工事関連資料作成
- 17:40
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退社
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