CAREER STEP
-
2017年
設備管理部 設備保守課
-
2018年
設備管理部 設備管理課
-
2019年
設備管理部 関空電気保守課
Q1.入社の動機について
諦めなければ夢はいつでも叶えられます!
働きながら学び、資格も取得できる環境です。
幼い頃から飛行機が大好きで、将来は空港に携わる仕事に就きたいと考えておりました。新卒当時は残念ながらその願いは叶いませんでしたが、どうしても飛行機への憧れだけは捨てきれず、転職の際に当社の採用HPを確認。空港の安全を守る技術者として就業できることを知り、応募を決めました。
前職では発電所の装置を作っていましたので、電気に関する技術的な部分は0からのスタート。対人スキルと仕事への心構えを持っていた程度で、仕事で課題に取り組みながらたくさんのことを学ばせていただきました。高校時代に第二種電気工事士の資格は取得していましたが、入社後、仕事が忙しくても、帰宅してからの勉強や現場の業務で試験に出ることを吸収し、2022年に第一種電気工事士の資格も取得しました。
Q2.現在の業務について
大変な仕事をやり遂げたことが自信に。
常に向上心をもっていることが重要です。
関西国際空港島内に設置されている電気設備について、発注・保守・運用を行っております。例えば、関西国際空港島内に18台ある非常用発電設備や5,000枚以上の太陽光パネルの点検、その他、様々な電気設備の点検や修繕を定期的に実施しています。また、台風などの自然災害時に対応するのも私たちの仕事です。経験上、一番大きなトラブルは2018年の台風21号の影響で地下の電気室が水没したこと。空港島内では一部停電が発生しましたが、復旧作業を様々な人たちと協力して、2週間でやり遂げたことは、自信につながったと思います。
日頃から設備のシステムや状態を知り、「必要な時に、設備が動くことが当たり前」を日々追及することにやりがいを感じています。特に突発的に発生する不具合をスピーディに対応し、通常運用まで復旧できた時は達成感が得られます。
夜、飛行機に乗る際に光り輝く関西国際空港を見ると、自分の仕事がいかに重要であるかを認識するとともに「私たちが頑張っている証がここにある」と誇らしい気持ちになります。
一方で、仕事には難しさもあります。技術者というのは奥が深い仕事。技術は日進月歩で最新の情報を認識する必要があり、既存の設備についても緊急対応時などスピーディに対応するために隅々まで知っておかなければなりません。日頃から自分のアンテナを張り、いつも向上心をもって知識と技術の向上に努めることが大切であり、それはまた大変なことでもあります。
仕事を一人で完結させることは不可能なため、社内外で協力してもらう必要もあります。技術力だけでなく、協調性をもって仕事にあたり「One Team」で仕事を進めることにも、難しさを感じることがあります。
Q3.今後の目標について
リーダーシップと責任感をもって、
誰からも信頼される技術者になりたい!
私の目標は、信頼される技術者になることです。日頃から電気設備の知識と技術力の向上はもちろんのこと、リーダーシップをもって業務を行えるように、相手のことを思いやれるような人間力も磨いていきたい。私は小学5年生から高校を卒業するまでラグビーをしていたこともあり、「一人はみんなのために、みんなは一人のために」というチームプレイの精神が職場でも大切だと実感しています。人の命に関わる仕事でもありますので、時には技術者として譲れないことをきちんと伝えることも重要です。

ある1日のスケジュール
- 9:00
-
出社
メールチェックや前日にやり残した仕事がないかをチェックします。
- 10:00
-
外注点検監督①(点検開始)
現場で点検業者と点検開始時に朝礼を行い、1日の点検をスタートします。
- 11:00
-
メーカー担当者と打ち合わせ
進めているプロジェクトについて、設備メーカーの担当者とWeb会議システムを使い打ち合わせ。
- 12:00
-
昼食
おいしい愛妻弁当をいただきます。
- 13:00
-
発注仕様書作成
電気設備の点検や部品交換を行うための仕様書を作成します。
- 14:00
-
図面及び現場確認
仕様書を作成する際に確認する項目がありましたので、電気設備図面を持参して現場確認。
- 15:00
-
外注点検監督②(点検終了)
現場作業が完了すると、点検業者から報告を受け、終礼を行います。
- 16:00
-
ミーティング
部署内のメンバーと業務進捗についてミーティングを実施。
- 17:00
-
次回点検準備
翌日に実施する点検の準備を行います。
- 17:30
-
退社
フレックスタイム制ですので、この時間より早い日もあります。
- 18:00
-
帰宅
子供と遊ぶ時間が取れて、リフレッシュできます。
MESSAGE

決して目立つ職業ではありませんが、
国際空港を舞台に新たな挑戦をしてみませんか。
私たちの会社では、ほかでは体験できないスケールの大きな仕事ができます。空港島内に大小様々な機器が多数設置され、毎日が新しい挑戦と発見の連続です。
しかしながら、私たちの仕事は「縁の下の力持ち」であり、決して目立つ職業ではありません。空港を利用されるお客様と接する機会は少なく、直接感謝されることも少ないです。「当たり前に飛行機に乗って旅行や仕事に出かけられる」。この“当たり前”を守るために時には苦労をすることも。とはいえ、空港で行き交うお客様の笑顔を見ると「やっていて良かった」と実感できる素晴らしい職業だと思っています。
さらには、育児休業制度や食事補助など働きやすい環境も整っています。実際に私も、最初の子供が生まれた時には5日間の産前産後休暇を、昨年2人目が生まれた時には2カ月の育児休業をいただきました。子供の急な発熱などでも休みが取りやすい雰囲気です。
世界中の飛行機が飛び交う国際空港という舞台で、一緒に仕事をしてみませんか。皆様をお待ちしております。