関西国際空港(KIX)大阪国際空港(ITAMI)の各空港の可能性を最大限に引き出すためには、安全を最優先しつつ、効率よく運営することが求められます。
関西国際空港
関西国際空港は、国内有数の国際線・国内線ネットワークを提供する完全24時間運用可能な国際拠点空港です。
関西、日本における西のゲートウェイとして位置付けられ、航空旅客数は年間約30百万人にのぼります。

関西国際空港について(KIX)
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開港
1994年9月、世界初の完全人工島空港として大阪湾泉州沖に開業し、世界につながる日本を代表する国際空港の1つ
施設
- 滑走路2本=3,500m/4,000m、24時間運用可能
- 第1ターミナルは本館と南北ウイングあわせて約1.67km
- 第2ターミナルはLCC専用
- 国内線と国際線の乗継が円滑
旅客実績(2024年度)
- 年間旅客数約3,064万人(国際:約2,391万人)
- 発着回数約19.9万回
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交通アクセス
- 鉄道:JR・南海「関西空港」駅直結
- 道路:空港連絡橋(全長3,750m)で対岸と接続
強み・特徴
- 24時間運用可能、4000m級滑走路を複数保有
- 北東アジアの玄関口に位置し、アジアと世界(米欧)を結ぶ中継地点
- 近年、国際線・国内線エリアの配置見直しや保安検査場の拡張、出国後の商業エリアの充実により、利便性と受け入れ能力が向上し、国際線旅客約4,000万人のターミナルキャパシティを創出
大阪国際空港
大阪国際空港は、充実した国内線ネットワークを提供する利便性の高い都市型空港です。
空港周辺地域と共生する空港として、年間約15百万人の航空旅客に利用されています。

大阪国際空港について(ITAMI)
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開港
1939年1月、大阪市北西約12kmに「大阪第二飛行場」として開港。1959年に「大阪国際空港」に改称、1994年以降は国内線専用
施設
- 面積311ha、滑走路2本=1,828m/3,000m
- ターミナルは中央ブロックとフィンガー+南・北ターミナルの2ターミナル構成。建築面積約61,000m²
旅客実績(2024年度)
- 年間旅客数:約1,545万人
- 発着回数:約13.7万回
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運用時間
- 原則 07:00 ー 21:00
交通アクセス
- モノレール「大阪空港」駅直結
- リムジン・路線バスで大阪中心部へ約30分、京阪神各地と良好な接続
強み・特徴
- 東京・札幌・沖縄をはじめ全国の都市と結ぶ国内主要空港の1つ
- 近年ウォークスルー型商業エリアやスマートレーン導入などで利便性向上